2014年4月29日火曜日

なぜ「ThinkPad x240s」なのか

たまには趣向を変えて。
ノートPCの選び方としても参考になる、かも?

僕が愛用しているノートPC、「ThinkPad x240s」
実は中学生時代からThinkPadに惚れ込んでいるのだが、なぜThinkPadが素晴らしいのか。
一度語ってみたかった…!

まず、前提として今持ち歩きを前提とするノートPCを買うならば、「Ultrabook」一択だろう。
Ultrabookとは、intelが認定する要件を満たしたノートのみ名乗ることができる、薄型ノートPCの種類である。
前述のとおり、非常に薄い(厚みは23mm以下)
薄いので軽い。
以前僕は重量2kg近くのノートPCを持ち歩いていたが、肩が凝って仕方がなかった。
軽さというのは持ち歩きを意図したノートPC選びではかなり重要なファクターである。

Ultrabookを選ぶという前提の上で、なぜThinkPadを選んだのか。
それには大きく分けて4つの理由がある。

①キーボード

ThinkPadと言えばキーボードである。特許を取得しているほどのその技術は、長時間打っていても疲れない、心地良い打鍵感を実現している。
x240sから導入された7列アイソレイテッドキーボードは、古参のファンからは賛否両論だが、個人的には十分満足できる。

一般にUltrabookは薄さを実現するために、キーボードを犠牲にしている。
クッションが十分に考慮されない薄いキーボードは、30分打っているだけでも疲れる。
お気に入りの携帯用キーボードを持ち歩く主義の人は構わないが、USBポートを一つ食うし、持ち運ぶ荷物も増えるので、ノートPCを買う際にはキーボードの心地よさはぜひとも考慮にいれるべきだと思う。

②堅牢性

ThinkPadのもう一つの特徴、それは堅牢性である。
「落としても壊れない」これはとても重要である。
据え置きではないノートPCは、常に損傷の危険性にさらされているといっても過言ではない。

特に壊れやすいのは、ヒンジの部分だ。
x240sは、ヒンジがステンレス素材であり、左右2つに分かれている上、外側にはみ出していない(伝わりづらくて申し訳ないです)
某Dellなどはこの部分までアルミ素材でコストカットしているので非常に脆い。
開いたり閉じたりすることが多いノートPCにおいて、壊れたら即修理に出さないといけないヒンジ部分の強さは見落とせないポイントである。

また、ThinkPad x240sの更に素晴らしいところは、開閉角度がほぼ180度であるところだ。
ノートPCを実際に使ってみると、180度開閉のありがたみがよく分かる。
椅子に座る角度に合わせて自在に角度を変えられるし、思わず手が滑ってしまっても、180度開閉なのでモニタ部分が折れてしまった!なんてことはない。

PCを懇切丁寧に扱う自身のないめんどくさがり屋の人にはぜひおすすめしたい。

③非光沢液晶

デザイナーならともかく、文書作成ぐらいの用途であれば、非光沢液晶をおすすめする。
映り込みがないため、長時間見ていても疲れないし、汚れもそこまで気にならない。
VAIOの液晶などは確かに美しいが、僕はそんなに写真や動画を美しく見るためにUltrabookを選んでいるわけではないので、非光沢液晶を選ぶべきだと思う。

④RGB端子

プロジェクターとの接続に必要なRGB端子。
Ultrabookでは、mini-port化されていることが多いが、今でも多くのプロジェクターはRGB接続である。いちいち変換ケーブルを買って持ち歩くのは非常に面倒くさいので、こうした配慮は実にありがたい。


以上がThinkPad x240sを選んだ主なポイントだろうか。
正直CPUやメモリなどはどこもそんなに変わらないので、とりあえずなるだけハイスペックなものを選んでおけば良い。(特にメモリは糸目をつけない)
HDDかSSDか、に関してはSSDがおすすめだが、僕のように特に雑にPCを扱う人間や大容量を求める人はHDDが良い。

最有力の対抗馬であるMacbookとの比較では、薄さはMacbook、拡張性はThinkpad(windows)に上がるが、仕事をする際に最も気になっていた起動時間についてはwindows8になることでほぼ解消されたので、お高いMacbookを選ぶ理由がなくなってしまった。

ThinkPad x240sの弱点を強いてあげるとすれば、ファンクションキーだろうか。
個人的には、音量の調節などはファンクションキーではなく、独立ボタンの方が良い。
しかし、それほど致命的な弱点でも無いように思われる。


以上、高い機能性と堅牢性を実現するThinkPadの設計思想に惚れ込んでいる男の戯言でした。

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